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環境に安全な無機系固化材と高分散性粉末凝集剤
◆新技術の概要◆
従来の土壌改良の主体は、セメント、石灰や石膏などであった。 しかし、それぞれ一長一短があり、環境に対する意識の高まりなどもあって、より安全で有効な固化材が求められていた。 また、濁水処理についても従来の処理方法では環境面で問題が多い状況にあった。 オデッサシステム研究所が開発した無機系固化材と高分散性粉末凝集剤は、「環境に安全な」をキーワードに建設発生土、建設汚泥及び汚濁水などを有効に処理し、これを有効的に再利用(リサイクル)することを目的としている製品である。 固化できる対象は、あらゆる建設発生土、高含水比の泥土・泥水に及ぶ。特に固化処理が難しいといわれている推進廃泥水や有機質廃泥水などに対しては大きな効果を発揮する。
◆ここに注目!アピールポイント◆
従来技術では困難だった環境対策が可能となった。 建設発生土、浚渫土、建設汚泥に対しては、無機系固化材「ハードロップ」を使用することで、@土壌PH の中性化が可能。A再泥化しない改良土となる。 B処理土はコーン指数400KN /u以上の強度を持つ。 Cクレー舗装用または各種軽量骨材用固化材としても有効である。 汚濁水処理については、粉末凝集剤「ハードロップ」を使用することで、@凝集フロックを短時間で生成する。 A広いPH 領域の汚濁水に対して低添加率で優れた凝集効果を発揮できる。 特筆すべきは、固化材と凝集剤を併用使用することでセメントミルクを含む推進廃泥水などに対しては、極めて短時間で効率的な処理が可能となった。
◆新技術の効果◆
本件技術は建設汚泥、濁水が発生するあらゆる公共工事を対象としている。 特に大型造成工事や橋梁などの基礎杭工事、大口径推進掘削工事などから発生する建設汚泥、廃泥水などは、本件固化材と凝集剤を併用使用することで、効率的かつ有効的な処理が可能になる。来年度から予定されている新潟駅連続立体交差事業のように、大量の建設汚泥の発生が予想される現場などには、その有効利用(リサイクル)も含め処理工法の適用材料になるものと思われる。
◆適用範囲等◆
無機系固化材「ハードロップ」は、あらゆる建設汚泥及び建設発生残土、浚渫汚泥、有機物含有汚泥等。 粉末凝集剤「ハードロップ」は、トンネル・ダム工事から排出する濁水、河川改修工事の濁水 等。特に効果が高いのは、固化材はセメントミルク、ベントナイト、CMC などを含む推進掘削廃泥 水等。粉末凝集剤は上記濁水等。
2007年09月08日